社員紹介#08
1秒でも速く
現場に駆けつけられる体制を
つくり上げていく。
空調事業本部
Y.S / 2022年中途入社

エアコンは、
現代社会のインフラである。
学生の頃から機械いじりが好きで、前職は設備メンテナンスの会社で現場での修理を担当。空調や照明、水道など、手広くやっていました。そこから空調機器だけに絞ろうと決めたのは、この時代、エアコンはもはや“インフラ”であると感じたから。夏場は30度を超えることが当たり前になったこの時代、エアコンなしでは生きていくことができない、といっても過言ではありません。多くの人に必要とされる分野で、技術を磨きたいと考えました。そのなかでパナソニック産機システムズを選んだ決め手は、パナソニック製のエアコンに搭載されている、菌やウイルスを抑制する『ナノイーX』です。私が転職活動をしていたのは、ちょうどコロナ禍。きっとこれから、人々はウイルスや菌に過敏なるだろうと考え、ニーズがさらに高まると予想される『ナノイーX』に将来性を感じました。現在は、パッケージエアコン(PAC)と呼ばれる業務用電気式エアコンの保守サービスを担当しています。PACとは、皆さんの家庭にあるエアコンと同じ形式のもの。ビルや飲食店、病院・介護施設など、幅広い建物で使用されています。コールセンターや協力会社のサービス担当と連携し、現場対応の指示を出す司令塔のようなポジションです。
お客様、そしてその先に
いる人のために。
空調機器の不具合は、夏場に多く起こります。2024年7月のある朝、担当する千葉県の病院から「エアコンが動かないんです!」と電話がありました。エアコンが使われていたのは、重病患者が入院しているフロア全域。その年は7月とはいえ、すでに猛暑日が続いており、空調が効かなければ命に関わります。患者を移動させられる空き部屋も時間もないようでした。電話の向こうにいる担当者の口調からも、焦っているのが伝わってきます。暑さが厳しくなるお昼までには、なんとかしなければ。そう思い、緊急対応できるサービス担当がいないか、手当たり次第に連絡しました。その結果、本社の近くに対応できる方がいることが判明。私は1秒でも早く現場に行ってもらえるように、必要そうな交換部品を車に積んで中間地点で合流し、部品を渡して急行してもらいました。本社に戻ってしばらくすると、サービス担当から「復旧しました」という連絡が。話を聞いてみると、機器の故障ではなく、ブレーカー側に不具合があったようでした。時刻は、正午過ぎ。暑さがピークになる前に、復旧させることができました。何事もなくて安心しましたが、私たちの仕事が、たくさんの人の暮らしを支えていること、そして背負っているものの大きさを、あらためて実感した出来事でした。

組織を越えて、
迅速に対応できる
ネットワークを築く。
私たちの部署では、機器の故障を未然に防ぐための整備提案に力を入れています。しかし、暑い日が何ヶ月も続くと空調機器は酷使されるため、どうしても不具合は起きてしまいます。大切なのは、何か起きたときに、どれだけ初動を早められるか。しかし、スペースの関係などもあり、交換部品をすべてストックしておくことはできず、取り寄せるのに1〜2日ほどかかってしまう場合があります。そこで私が取り組んでいるのが、協力会社を含めた交換部品のネットワークをつくること。当社にストックがなければ、協力会社にある部品をひとまず使わせていただいたり、そこにもなければ、協力会社とつながりのある別会社に手配していただいたり。といったように、不具合に対して迅速に対応できるチームを、会社を越えてつくっています。そのために大切なのは、日々のコミュニケーションの積み重ね。協力会社とは密に連絡をとり、「Sさんの頼みなら」と言っていただけるような信頼関係を築いています。その結果、お客様からも「すぐに対応してくれて助かったよ。Sさんに連絡してよかった」と言っていただけることが増えました。これからもスピーディに対応できる体制を強化し、お客様に安心できる毎日を提供していきたいです。


1日の流れ
9:00
出社
メールチェックや見積書の作成及び提出。
10:00
電話対応
お客様からの問い合わせに対応します。
また、協力会社から連絡をもらい、技術的な相談を受けることもあります。
12:00
お昼休憩
13:00
課内ミーティング
自分や課内の人たちの中で発生した機器の特異現象などの共有や、
今後の予定などを共有します。
15:00
お客様先に伺い、整備作業などの打ち合わせ
協力会社では対応しきれない現場にサポートへ行くこともあります。
18:00
帰社・社内業務
メールチェックや売上処理など。
19:00
退社
本社でデスクワークが多いですが、機械いじりが
好きなので今後は積極的に現場対応にも
チャレンジしていくつもりです。