社員紹介#02
社名よりも、製品よりも、
自分の顔が最初に浮かぶ。
そんな信頼関係を、
お客様と築いていく。
コールドチェーン事業本部
T.S / 2014年入社
“取引先”を超えた、
人と人とのつながり。
相手の懐にどんどん飛び込んでいくのが、私のスタイル。学生時代は、どんな世代の人にも積極的かつフランクに話しかけ、すぐに仲良くなれるのが持ち味でした。配属1年目の仕事では、そんな自分のスタイルがバチッとハマりました。担当商材は、プレハブ冷蔵庫という、人が出入りできるほどの大型の冷蔵庫。納入先となる農家のお客様からは、孫のように可愛がってもらいました。「うちに上がって、お茶でも飲んでいってよ」「今朝獲れた野菜、持って帰りな」なんて、ビジネスを超えた、家族のような関係を築くことができました。そんな経験から、自分は営業に向いていると思っていたのですが、その幻想はすぐに打ち砕かれました。冷蔵・冷凍ショーケースや業務用冷蔵庫を扱う部署に異動になった途端、自分の持ち味が発揮できなくなってしまったのです。お客様は、厨房機器の専門商社。今思えば取引相手が農家の方から、ビジネスの最前線を走る商社の営業社員に変わり、無意識に身構えてしまったのかもしれません。ビジネスライクな相手の雰囲気に飲まれて、うまく関係性を築くことができませんでした。
たくさん会う。たくさん話す。
地道だけど、
それが一番の近道。
思うように結果が出せず悩む私を見かねて、上司が声を掛けてくれました。「商材やお客様が変わっても、人間関係の大切さは同じ。農家の人たちのときと同じように、たくさん会って、たくさん話をすればいい。それが君の持ち味だろ?」。ハッとさせられましたね。そんな簡単なことに、なんで気付けなかったんだろうって。それからは、私はとにかくお客様に会うことを徹底しました。有益な情報や資料があれば、電話やメールで済ますのではなく、直接うかがう。ときには「近くに用があったので来ちゃいました!」なんて雑談だけしに行くこともありました。本当に些細な行動ですが、効果はてき面。ビジネスライクだった関係が、だんだんとほぐれていくのを感じました。すると「ちょうど良かった。今、こんな製品を探しているんだけど」と、仕事の相談をもらえるようになっていったのです。そしてある日、お客様から一本の電話が架かってきました。
お客様のピンチに、
全力で向き合う。
「半導体不足で、どのメーカーも冷蔵庫が在庫切れ。Sさん、何とかできない?」当時はコロナ禍の真っ只中。各社、製品の供給が不安定で、当社も例外ではありませんでした。でも、目の前の人が困っているのを見過ごすわけにはいきません。私は上司や工場と掛け合い、製品の確保に奔走しました。もちろん、最初はみんな「そうは言ってもねぇ」と渋い顔。しかし、「うちがやらなかったら、誰がお客様を助けるんですか!?」という私の熱意が伝わり、そこまで言うなら、と調整してくれました。その結果、無事に納入。後日、お客様から「他社から在庫がないと言われたとき、真っ先にSさんを思い出したんです。相談して良かった」と感謝してもらえました。そのお客様からは後に、レストランのフルリニューアルの案件を指名で受注。より大きな仕事につながりました。今後は冷蔵庫だけでなく、“何か困りごとがあれば、まずはSさんに相談”というくらい、信頼される存在になりたい。パナソニックグループの総合力を駆使すれば、どんな困りごとだって解決できるはずですから。そのために今日も私は、お客様のところに、いってきます。
1日の流れ
8:00
出社
事務所から30分程離れた自宅を出発。
少し早めに到着して、デスクでコーヒーを飲みながらリラックス。
9:00
社内処理など
メールのチェックと今日のスケジュール確認。社内の事務処理は朝片付けます。
10:00
お客様訪問
新店や改装などの物件情報をヒアリング。
ここで見積もり依頼や在庫などの商品のお問い合わせをいただきます。
コミュニケーションをたくさん取ることで関係を深め、
仲良くなれば指名で受注できます!
12:00
昼食
お客様先の近所で人気の飲食店を探してランチ。美味しいものを食べながらも、
厨房機器が気になってしまうのは職業病かもしれません。
13:00
厨房機器の納品立会い
実際に使用するユーザー様の貴重な意見を聞けるチャンスです。
ヒアリング内容は社内で共有し、次回の営業アクションの参考にします。
14:00
部内ミーティング
出先からオンラインで参加。
お客様からいただいた情報を共有したり、売上の進捗状況を報告します。
15:00
プレハブ冷蔵庫の新設案件についての現場打ち合わせ
工事が伴う商品については、関係会社と密に打ち合わせをすることが、スムーズな納品の鍵です。
17:00
帰社・メールチェック
急務のみを対応し、明日のスケジュールを確認して退社します。
19:00
退社
この日は外食で、趣味のお酒を堪能。
仕事終わりのリフレッシュは自分にとって最重要です。
外食は情報収集のチャンスでもあります。
“食”に興味がある社員が多いのは、
当社の特徴かもしれません。